>>601
厳密にはドーヴァーは1921年版でレオニード・マシーンの振り付けで再演されて評判が
良かった際に出版され改訂された奴ですね。1913年版とは非常に些細に微妙に異なります。
でもってブージーは1947年版に一見見えますが、1967年再改訂版です。これは結構違います。
実際の演奏では1921年版もしくは1947年版に1921年版の要素を所々混ぜた慣用版が
多く(後者がほとんどと思われます。)1980年代後半以降になって1967年版がそのまま
演奏される機会も見られるようになってきました。1947年版をそのまま厳密に演奏された
物は少ないですし、1913年版と銘打っている物のほとんどは1921年版です。
ですので両方手に入れて比較するのが一番お勧めです。
もっともスコアの違いが分かりやすい演奏としては
1921年版はデュトワ・モントリオール
1947年版はスクロヴァチェフスキー・ミネソタ響(N響版は1967年版の更に改訂版)
1967年版はシャイー・クリーブランドかサロネン・フィルハーモニア
辺りとなります。ブーレーズを初めとしてほとんどは慣用版でごちゃ混ぜです。
(ブーレーズは何か資料を持っていて取捨選択しているように思えますが。)