スヴャトスラフ・リヒテル
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03/08/09 08:08ID:a4klKAIsVol1は58年の展覧会の絵から始まる。派手にミスタッチしているのはいつもの
通り?だけど、会場がカーネギーホールより悪くて、たまに車の音?がゴーゴー
鳴っている。しかし当のリヒテルは恐ろしいほどの集中力で弾いていた。
リヒテルの展覧会の絵といえば、ソフィアライブがすぐに頭に浮かぶと思うが、
ソフィアライブと比べると、音が前面に出ていて明確な音を聞き取ることができる
が、反面、ラジオから入手しているのかジーという音が鳴っている。演奏は同じ
傾向だけど、キエフの演奏の方が、どこか興奮気味に感じる。
車がゴーゴー鳴っているといえば、60年のリヒテルのカーネギーホールの
リサイタルの演奏も結構すごかった。1枚もののベートーヴェン「ピアノソナタ
第7番」(米コロンビア盤)で、プラハのライブを聞いた後でも、今まで聞いた
中で一番いい演奏だった。特に第2楽章は聞き応えがあり、何か物思いにふける
感じが印象的だった。この演奏もその第2楽章の終わりに、車のクラクション
が鳴り響いていた。しかしそれが音楽に凄くマッチしていた。
このシリーズも59年の同じ曲のものがVol2に、67年のものがvol14に収められ
ている。59年のものは、その演奏を思い立たせる名演奏だった。ただ編集が雑
で第1楽章が終わったすぐ後に第2楽章が始まっている。ただ第2楽章の終わりに
目立って聞こえる、車のゴーゴーとした音も同様、凄く音楽にマッチ
していた。
このシリーズ、車の爆音は鳴るは、録音状態が悪いわ、一部録音が紛失しているわ、
環境は非常に最悪な状況だった。しかし演奏は、普通のリヒテルの演奏とはちょっと
違うものを感じた。生まれ故郷のウクライナのキエフで演奏していたから?という思
いは少し感じる。どちらにせよマニア向けだと思うが、興味のある人は一度聞いて
みた方がいいと思う(ただ2枚1組で2890円<税抜き>で売っているので、少し勇気
がいるが^^;)。
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