う〜ん、超美男子ってわけではないんじゃないかな。
皮肉屋ではあったと思うけど、鼻っ柱が強いということではないと思うし、
クララ・シューマンを思慕し続けたことからみても、内気ないしネクラな
要素はかなりあったと見てイイだろう。少なくとも外向的とか華やかという
感じの性格には思えない。むしろ細かいところにこだわり、目を凝らして
見なければ分からないような工夫を好むという点で、機械やカメラといった
精密業が得意なドイツ人気質そのままと言えよう。作風にもよく表れている。

ブラームス特有のダンディズムなるものはむろんあるが、ストコフスキーの
ような素人臭い演奏では良さが引き出せまい。