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0092名無しの笛の踊り
03/05/21 04:53ID:???という者もいる様だが、例えばこういう話はどうか。
ルネサンスには、高位聖職者や大君主達が、政治的実験を握る事などお構いなく、芸術の為に
自らの生涯の多くの比重を割き、作品の構想なりその実際の政策なりについて芸術家達と議論
に耽じる、といった光景が珍しくなかった。
だが、こうしたお歴々(ルネサンスの高位聖職者や大君主達)について、彼等の精神には、芸
術作品を鑑定し理解する機能を司るある特別な器官が備わっていた、などと言えば、恐らくこ
うした発想は彼等にはグロテスクなものに感じられたことだろう。さながら、人間が呼吸する
のは全身がそれを必要としていたからなのではなく、ただ人間の肺を満足させる為に過ぎない、
というのと同じ事だからである。
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