近年の消費の動向として顕著なのが、他人の物語を必要とせず、自分の物語しか必要としないユーザと商品との
関係性の崩れ。個々のユーザーと作品とが個的な関係となっており、それが互いに繋がっていないために共通体
験・同時代性がなくなり、一つの商品に関する知識が共有されるべき情報ではなくなってしまったのだ。
そして、すべての表現が純粋に表現として受け取られているのではなく、単に時代を消費するためのアイテムに
なりさがってしまった。今は、我々はそんな時代に生きているんだ。