ベートーヴェンが、そしてロマン派が、公衆にたいしての音楽を、と
叫んだのは、芝居小屋で売れっ子楽器芸者の芸を高く売るような
アメリカ的意味でないのは当然承知でしょう。政治的思想と伝統の
継承において連帯している市民に音楽を、ということであって、
経済的に貴族から解放されるうんぬんという阿呆な評論家の解説は
全くの勘違いですよ。