サン・サーンスのオルガン付をオーマンディ・フィラデルフィアと
デュトワ・モントリオールで聴き比べて見た。

フィラデルフィアの圧倒的なパワーと厚みのある音色。
これこそ北米オケの典型だろう。

モントリオールの方は、フィラに比べると線が細い神経質な音だ。
ひたすら美音とアンサンブル、指揮者のエスプリを強調する。
これはまさに「フランス的」演奏ではないのか?

細部の楽器や奏法を全体の問題に置きかえるのはナンセンス。
ミュンシュ・パリ管をフランス的というのがおかしいのと同様、
デュトワ・モントリオールが北米的というのもおかしい。