戴冠式は実用ミサの集大成といっていい曲だと思います。
この時期、悪大名として名高いコロレド大司教のもとで、難題を押し付けられながら
イヤイヤ作曲してたにもかかわらず、確かに傑作が多いんですよね。
こればかりでなく、モーツァルトは愚痴を言ったり、弱音を吐いている時に
傑作が多い気がします。

戴冠式を書き上げて後、大司教と決別したのがきっかけになったのかどうかは知りませんが、
モーツァルトは大ミサに着手したり、ハイドンセットを書き上げたりと、
その音楽に、後期から晩年に至る、真にモーツァルト的な特徴が現れてくる、
ひとつの大きな転機が訪れます。
それは326さんの言うような、中期モーツァルトの豊穣と大成があってこその
大いなる躍進だと思うのですが、如何でしょう?

そういえばK.243の収録された>>136のノイマン盤は、幻の名盤として
有名なCDだそうですね。悲しいことにもう廃盤だそうです。
是非とも入手したいのですが、どなたか詳細をご存知の方は
いらっしゃいますでしょうか?