人間の本質は変わらなくとも、感応アスペクトやレヴェルは大違いという
ことはある。悲惨な戦争体験等の艱難を潜り抜けて来た演奏家ならびに聴
衆と現代の聴衆とでは音楽に聴き取ろうとするもの、求めようとするもの
に違いがあるのは当然。ベトの交響曲5番や9番の演奏スタイルの変遷に
もそのことはある程度読み取れる。