>>717
>>715のソースは一般には非公開なんで、あくまで某所としておきますが、
プロコフィエフ作品については脱線の結果、たまたま話題になっただけのよう
です。続きをあげておきますが、ここまででだいたい話は終わっています。

Aヘブライの主題による序曲ハ短調Op.34
オーケストラ版(Op.34bis 1934編曲)もありますが、原曲は1919年にクラリネ
ット、弦楽四重奏、ピアノのために作曲されました。ショスタコーヴィチ同様
プロコフィエフも自身はユダヤ人ではないが共感するところがあった、という
ことでしょう。革命のため亡命した直後とあってはなおのこと。労作ではない
にせよ、両版ともしばしば演奏されているようです。

B五重奏曲ト短調Op.39
1924年の作品です。オーボエ、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、コン
トラバスという妙な編成のために書かれています。元はバレエ音楽だったと言
いますから、ストラヴィンスキーの「兵士の物語」(こっちは語り手、指揮者
と7人のオーケストラ)に似た趣向だったのでしょうか。ただ、バレエとして
は失敗作に終わったようです。プロコフィエフが前衛たらんとした時期の作品
だけに、不協和音の連続になっています。初めて聴いたのは、関西フィルのメ
ンバーによる室内楽コンサートででした。確かに、弦と管の混成となると、同
じオケの中で組むのが手っ取り早いでしょう。常設のアンサンブルにない強み
です。ただ、この曲を聴きとおすのは少々つらかったですが。