大田黒元雄ね。
彼は当時作曲中のヴァイオリン協奏曲の2楽章の草稿を見せられ、
「どっちがいい?」と尋ねられ、「こっち」と答えた方を
「ぼくも同じ意見だ。こっちに決めよう。」ということで採用したとのこと。
また大田黒邸で餞別のかわりに、ピアノ・ソナタ4番を目の前で弾いてくれたらしい。

大田黒邸のピアノを弾きながら
グラズノフの小曲を「ああ、なんてつまらない曲なんだ。こいつは、まるきり、なっちゃいない」
グリンカを「ちくしょう、なんてすばらしんだろう!」
とのたもうたらしい。