交響曲全集としてバランスが取れてるのって、まだないんじゃないの?

エポックメーキングなものとして、ロジェヴェンのがあるけど、ちょっと録音が古くなったなぁ。
ウェラーの全集は国内盤で出なかった。プロコの曲をコントロールするところまで行ってない感じがする。
コシュラーの全集は、遅いテンポでプロコの音楽を殺しているのと、録音が不鮮明なのがネックになっている。
80年代に入ってからはヤルヴィが出てきた。方向性としてはロジェヴェン寄りな感じがする。デジタルの音で聴けるのがありがたかったね。
後半に入るとロストロのが出るけど、これは異形だね。面白いけど、完全にロストロの一人舞台だな。
直後に小澤が入って来るけど、アバド指揮という路線は考えられなかったのだろうかと思う時がある。
たらればの話はいけないけど、あったら面白そうだなと感じるよ。
今のところ最後の全集はクチャルだけど、これはオケが非力なのに敢闘したと思う。4番とかはいい。

結論、どれも帯に短し襷に長し。
今後可能性の高いものは、ゲルギエフとキーロフがあるけど、楽しみではある。