第一次大戦後勃興してきた、ギーゼキングに代表される新即物主義は、
楽譜に忠実で正しいリズム・不変のテンポを金玉科条とし、過度の情緒や虚飾を
排して客観性を重んじた。要するに前の時代の表現主義への激しい反動であった。

歴史はループするのだった。
367の言わんとしていることは良くわかる。
テクストに埋没する快楽を究極まで体現したのが70年代の青年ポリーニだと。