バッハのチェロ組曲1番のプレリュードをギターでやるのは無謀だと思う。
最高音の推移が美しい曲だが、ギターではほとんどそれにアーティキュレーションをつけられん。
ただのアルペジオになる。できることはビブラートかけるか、強弱つけるだけ。
はっきりいってギターでこの曲を聴いて感銘をうけたことはない。

なお30年代に「バッハ無伴奏チェロ組曲」を録音したカザルスはすでに全盛期を過ぎていた。(還暦を超えていたし)
さらに前の演奏が(10〜20年代)が壮絶だった。ティボーとコルトーと3人で演奏したベートーヴェン「大公」とか聴いてみろ。
まじですげーから。

セゴビアで難癖つけるとしたら、晩年にいたるまでの演奏でテンポを動かしすぎる点か。
これはギター奏者全般にも多い傾向だが。セゴビアは際立っていた。
ほかの器楽曲を聴きなれている人にとって一番、違和感を覚える点でもあるらしい。