草野心平の生家が修復完了、一般公開へ
かまどにいろり、しっくいの壁を復元

草野心平の生家

福島県いわき市生まれの詩人、故草野心平の生誕100年を記念して、いわき市が進めた生家の修復工事が終わり、10日から一般公開される。
生家は小川町にある心平のぼだい寺の常慶寺近くにあり、木造平屋で床面積約108平方メートル。心平が戦後、中国から引き揚げた後は一族18人が同居していたという。
2001年8月、心平の長男、雷さん(73)=東京在住=が市に寄贈。心平が最後に住んだ1948年ごろの間取りをモデルに、約3600万円をかけて、昨年11月から修復を進めた。
土間にはかまど、板の間にはいろりがある。トタン屋根は瓦ぶきに、壁はしっくいに復元。生家周辺には駐車場やトイレ、ベンチなどを設けた。
室内には写真パネルや年譜表などを展示しており、一般から公募したボランティアの案内で見学できる。入場無料。問い合わせは、いわき市立草野心平記念文学館、電話0246(83)0005。

ZAKZAK 2003/04/04