キリスト教には葬送の音楽がありまつね。

キリスト教における「葬儀」宗派により多少趣が異なるようでつ。
しかし、神様に全てを任せ、善いものを与えてくださる神様を賛美し、
御自らの死をもって死を滅ぼされた神様により頼む、
その基本姿勢は同じものなのでつね。

たとえば、プロテスタント教会はこう歌いまつ。

神ともにいまして行く道を守り
あめのみ糧もて力を与えませ
曠野を行くときも嵐吹くときも
ゆくてを示してたえず導きませ
御門に入る日までいつくしみ広き
御翼ののかげにたえずはぐくみませ
また会う日までまた会う日まで
神の守り汝が身を離れざれ

そして、正教会は次のように歌うのでつ。

主、天の大空の造成者、教会の建立者。希望限り信者の堅め、
ひとり人を愛する者や、我を汝の愛に固めたまえ。
主や、眠りし汝の僕(婢)のたましいを安んぜしめたまえ。
光栄は父と子と聖神に帰す。いまもいつも世々にアミン。

どちらの教会も、「どうかツミビトである死者を赦してあげて下さい」
とは歌いません。死者は神様にお返ししよう。残った私たちは後をしっかりと。
ということが大事だと歌います。
これがキリスト教による葬送の歌でつ。