今日は能の「番立て」について。
能はカテゴリによって初番目から五番目までに分けられていまつ☆

○初番目(神能もの)神様が主人公
○二番目(修羅もの)戦争のお話(源平)
○三番目(鬘もの) 美人が主人公
○四番目(現在もの)現代劇(でも今は昔)
○五番目(切能もの)鬼とかお化けが主人公。にぎやかな曲

お能はこの五つにカテゴリ分類されていまつ。
能舞台で、一日の舞台を組むときに、
☆同じ番の曲を重ねては組みません。
☆番立ては前後してくみません。
 (たとえば、初番目の曲が三番目の曲の後になりません)
こうして曲を選び、配役することを「番組」というのでつ☆
ですから、極端な話をすれば、片山九郎右衛門が「八嶋」(修羅もの)
を、D大学能楽部一年生部員が「黒塚」(切能もの)を演ずる場合は
片山九郎右衛門のあと、一年生部員がオオトリを飾ることになってしまうのでつ。

ということで、能の「宗教音楽」は初番目ものでつね。
初番目ものの中の最も最上格の曲は「翁」でつ。
歌舞伎や人形劇では「寿式三番叟」でつね。

外に、「竹生島」「呉服(クレハ)」「高砂」「淡路」「老松」などがありまつね☆