>>382

だから、そういうことは実演を聴いてから言えよ。

そのレポートって、初日(ラス・パルマス)の演奏のことだろ?
確かにカルロスにしては演奏のできはよくなかった。
ただ、あの日は環境が悪すぎた。開演前からの大嵐で遅れてくる客が多くて、
まだ客席の1/3ぐらいが自分の席を探したり、奥のほうの席に入ろうと
する奴のために立ち上がったり、お互いに挨拶したり、要は開演15分前
ぐらいの雰囲気だったのに、カルロスはステージに出されてしまったんだよ。
そのうえ、外の暴風(看板がすっ飛んだり、車がひっくり返ったりするぐらい
のすごさだった)が会場(マン・オーディトリウム)の中まで入ってきて、
立付けの悪い客席へのドアがバタンバタン音を立てていた。もちろん、風は
客席にまで入ってきた。こんな状況で、いくらカルロスでも普段と同じ緊張感を
保てるわけがない。いや、カルロス以上に、オケの方が無理だろう。

翌々日にテネリフェで行われたコンサートは、会場の音響などはラス・パルマスに
比べれば格段に落ちたが、演奏の燃焼度は段違いに高かった。とても2日前と
同じ指揮者とオケとは思えなかったね。「音友」で山崎睦がカナリアでのカルロスの
演奏を批判的に書いていたが、どこをどう読んでもこいつはテネリフェでの演奏しか
聴いていない。