>>88
CDとしては一発録りのライブ盤で、演奏については当時の宇宿の特徴が良く出ている内容ですね。
ファンの間での評価はかなり高く、宇宿を知る上では大事な演奏の一つとは思います。
ずしんとした重量級の、何やら戦前のヨーロッパのオケ風の演奏です。
華やかな華麗な演奏というよりも、無骨な骨太の演奏というのでしょうかね。
しかし私は細部にもこだわり、じっくり聞かせるような今の演奏の方が好きです。
オケの精度が上がってきたのか、少し宇宿の演奏へのアプローチの仕方に変化が出てきているようです。
先日の演奏など前半のレスピーギなどまさにそんな優雅な感じさえする
今までの宇宿には考えられなかったものでした。
逆に後半のチャイコフスキーなどが、かつての宇宿の演奏様式が垣間見えるようなものでした。
そしてロシア音楽のチャイコフスキーにはそれがあっているのですね。