二系統の説がある。

「楽」という字は元来、道具としての楽器 を意味したのである。
やがてそれを用いた音楽そのものを意味し、転じて「楽しい」の
意味を表すようになった 。

「楽」という文字は古事記にも出て来る言葉で、 その当時は
「アソび/ぶ」と訓読みして、 同じように読む「遊」と同じような
意味をもってた。 で、その昔「アソビ」とは 「神様への祈りや鎮魂
の儀式の際に歌ったり楽器を鳴らしたり踊ったりすること」を指して
いた。 さらに、この儀式での歌舞としての「アソび/ぶ」という言葉
の起原を遡ってみると、 神様をアソバせるという意味が由来のよう。
ここで「アソブ」ってのは「神としての行為を行なう」(神様しか
できないことをする)ことらしく、要は神様が天地万物を治めるような
レベルのことをすることらしい。

舞楽、猿楽、神楽、文楽、雅楽。。。これらについてる「楽」の
字は楽しむというよか音楽そのものをさすのよ。