◆「自己愛性人格障害」か

 昨今の米国精神医学会のマニュアル(DSMIV)では人格障害はその行動の軌跡を診断基準に当てはめて操作的に診断できる。
自己愛性人格障害は、以下のうち五項目以上が該当すればよい。
(1)自己の重大性に関する誇大な感覚、
(2)限りない成功・権力・才気の空想にとらわれている、
(3)自分は「特別」であると思っている、
(4)過剰な称賛を求める、
(5)特権意識、
(6)対人関係で相手を不当に利用する、
(7)共感の欠如、
(8)他人が自分に嫉(しつ)妬(と)していると思い込む、
(9)尊大で傲慢(ごうまん)な態度、行動。
 どうであろう、その当てはまり方は「笑ってしまう」ほどのものではなかろうか。