>>376
素晴らしいと思う。ジャレットは、1970年代から聴き始めたけど、
「ケルン」を聴いて、「今、ジャレットに匹敵するピアニストは
グールドだけなんじゃないか?」と考え込んでしまった時期もある。
そして、グールドはまもなく死んだ。
ジャレットの「平均律」は、シャープな演奏だが、実に考え抜かれた演奏。
第2巻のチェンバロ演奏も、まず見事だ。
そもそも、バッハの鍵盤楽器用の作品は、楽器じゃないんだ。
バッハが何を語っているかを、どう語るか?それに尽きる。
それが出来ない演奏家が多すぎるからこそ、今でもグールドの演奏は、
貴重なんだ。
そういう意味で、キースジャレットのバッハ演奏は、素晴らしい。
あの感性の鋭さは、ジャズピアニスト独自のものなのかもしれないが、
聞こえてくる音楽は、まさしくバッハ。
グルダもそうだったが、こういったレヴェルの演奏家になると、
ジャズとかクラシックとかのジャンルなんて関係ない。
現代最高のバッハを聞かせてくれる演奏家の一人=キース・ジャレット
というのが、漏れの意見。ヒューイットなんて、まだまだ子供だ。
ヴェデルニコフについては、既に物故しているので、別枠とするよ。