グレングールドは神!Part3
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0171名無しの笛の踊り
03/04/21 21:00ID:DlWZ5f/d左手のメロディーがかき消されてしまって、全体としての違和感っていうの
か、なんかバランスを欠いた出来上がりになってしまう。だから、おんなじ
ようなことが左手で出てきた場合、グールドは躊躇うことなく素直に楽譜に
従って長いトリルであってもきちんと弾いている。低音部のトリラーなら右
手の音が聞こえなくなるってことはないからね。
おんなじような事は、2声でいうところの「4番」でも言えて、やっぱり
右手の長いトリラーを無視して、完全に沈黙させ、聴き手の注意を左手の
メロディーから逸らさぬような配慮を施している。(カーッ、憎いね。コノ
ど根性ガエル!)
こんな感じで、グールドは即興というよりも、むしろ反対に考えに考え抜
いて、予め計算づくで「どうしたら、カコヨク聴こえるか?」ってことを沈思し
た上で、バッハを自由にデッサンしたんじゃないかなって思うんだ。
カコヨク聴こえるんだったら、飾りも付けるし、逆に余分なモンは外しもする。
どうしたら「ダサくならないか?」ってことを人一倍真剣に考えた演奏家だ
ったのかも知んないね・・・。
なんだか、こうしてみるとグールドってば建築家みたいな感性で仕事を
していたようにも思えてくる。
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