どうしてこうもイタイ更新を3日も続けるのかね?
村田武雄の解説の引用部分のキモは最後の箇所でしょうが。
「分散和音やレガートのゆたかな響」がモーツァルトの音楽にはいかに重要かということを
言ってるの。ペダリングはあくまでそれを表現するための手段でしかないの。
それを曲解して、ペダル使用の有無が本質だとばかりにああだこうだと駄弁を繰り広げる
ところに、高本のイタさが丸出しですな。
それに、ギーゼキングの録音に用いられたピアノは確かボールドウィンのはずで、現代の
スタインウェイとは響きがかなり異なるのね。本質的にキラキラした響きのスタインウェイ
とは違って、もともとヴェールがかかったような柔らかい音だから、モーツァルトを弾く上
ではスタインウェイに比べてペダルを踏む頻度が少なくて済む、という側面だってあるわけ。
それと、響き自体が楽器の機種やコンディション、ホールの音響特性や客の入りなどによって
左右される相対的なものなんだから、ピアニストは自分の音を聴きながらペダリングを微調整
するのが本来当たり前でしょうが。
あと、ペダルってon/offだけじゃなくて、ハーフペダルという技術もあるの。各ペダルが
効くか効かないかというところで足を止めて音色や響きを微妙にコントロールするという
技術は、優れたピアニストならみんな身に付けているの。
そういったもろもろの前提を全部すっ飛ばして、ペダルを使わないのが偉い、という珍妙な
理論を繰り広げたって、バカにされるだけだよ。