禿同されて禿同てのはどうかと思うが、879、880に禿同です。
クインテットの1番は、前半二楽章は文句ないとしても、終楽章の印象が
どうしても弱い。あれはあれでいいのだろうが、やっぱり弱いよね。
それに対して2番の終楽章は実に強い立派な音楽だと思う。そこもベートーヴェン
を想起させるところがありはしまいか。あの前半三つの圧倒的に素晴らしい
楽章に拮抗できる強さとしたたかをもった音楽をかけたフォーレは
ほんとうにあっぱれです。この終楽章が終わるたびにいつも「よくやった!
感動した!!」って叫びたくなるぜ。ベートーヴェンでさえ、そんなことは
数えるくらいしかできなかったんだからさ。最近は2番はその点にとくに
惹かれるようになってきた。

ところでロジェのフォーレだけど、意外に(というと怒られるかな?)いいよね。
最初、イロモノ扱いで購入してみたイザイSQとのクインテットやカルテットでの
演奏は、ところどころで目から鱗だった。変な言い方だけど、きっちりと弾いて
いるのにフォーレの音楽の品位を落としていない(その逆がコラールかな)。
初期の独奏曲を入れたアルバムもかなり楽しめる。それに比べるとヴァイオリン・
ソナタの演奏は一歩劣る気もしたが、でも悪くないよ。独奏曲全曲入れて欲しい
ものだね。

最後にバラードだけど、ドワイヤンにはオケ伴奏の録音もあるのですぞ。
伴奏はフルネ指揮ラムルー管。演奏はそりゃいいが、やっぱりフォーレの
オケパートはオレにはつらいなあ・・みんな、よく平気で聴いていられるね。