演劇の歴史を欧米の文化と比較して考えると、
日本の場合は、貴族が応援する公演というのがほとんどない。
かすかに足利義満太上天皇さんが、
能に理解を示したということがあるだけである。

イギリスやフランスイタリアなどの王侯貴族は、
きわめてお金持ちなので、
個人的にオペラを応援できたのと、
日本のように、大金持ちがオペラを応援したという歴史のない国では、
オペラというものが国民音楽となりえないということは明白なのかもしれません。