>>376
いや、ミミは娼婦と言っていいでしょう。ムゼッタもそう。
恋愛ではなくて男に抱かれて金を貰う女だから。
「援助交際」という体の良い言葉が出来てから「売春」「娼婦」の
概念が緩くなってしまったが、金目当てで男に肉体を許すのは
prostituteに他ならない。
ボエームは、貧乏のあまり娼婦をせざるを得ない当時のパリの世相を
切なく皮肉っている作品と言えよう。2幕の「あるチン泥」事件は
貧富の差に憤りを感じ、貴族を貶めることが一服の清涼剤となって
いるとも言えよう。