チェドリンスのミミは、たしかに個性的だったね。
なんか、成熟しきった大人の女性って感じでね。
ロドルフォと知り合う前にも、さんざん男を知り尽くしてたってわけかい。

しかし、解釈としては、そんなに外れてはいないんじゃないかな。
実際、ロドルフォがミミの浮気ぐせをなげくシーンが随所にあるから、
このようなミミのほうが、ドラマとしてはリアルかもしれん。

そう考えれば、ミミは、過去につきあった多数の男のなかからロドルフォを選び、
最後はロドルフォのもとに帰ってきたってわけだ。
これはこれで、泣かせるストーリーともいえるか。

まあ、そもそも、チェドリンスが、純情でウブな小娘の演技をしたら…
おそらく、客席からものを投げたくなるであろうけど。