私個人は、LPもCDも現役メディアとして平等に扱っている。それぞれ長短
あって、どっちがいいとは決めつけられないが、趣味としては中古中心のLP
の方が遙かに面白い。特に、オーヲタとクラヲタ半々の私のようなマニアに
とっては。一例を示す。59年のテバルディのトスカ。CDは、切れ目が少な
くて当然有利だし、クルマ(αーロメオ)の中ではこれを聴きながら飛ばすと峠で
なくても異常に高揚する。でもデッカのソニックステージのワクワクするような
臨場感は断然LPが上で、これはもう病み付き。デッカのオペラのLP(SE
Tナンバー)は、今でも充分に収集対象だと思う。もっとも私は、今、ハイビ
ジョンのオペラ放送をD−VHSテープでエアチェックすることにも凝ってい
て、これはこれで素晴らしいと思う。とにかく、趣味の世界は多様性こそ命、
他人の価値観も認めた上で、自己主張したいものだ。