>>67
基本的に同意見。オレはこの程度のテンポで悪くないと思うし、
人間の指の介在を感じさせないようなすばらしい演奏だと思う。

ポリーニが調子が良く、集中している時はテンポが遅めで
リズムの刻みに悪い癖があらわれない精緻な演奏になると
感じている。これは若い頃もそう。1970/10/28 のミラノの
演奏会の29番も入ったCD (明らかに隠し録り) を持ってるけど、
4楽章のテンポはDGの録音よりやや早め、そしてはるかに凄い
鳴らしっぷり。ただ、演奏として聴いた場合、強弱の付け方や
テンポ・リズムの動かし方が大仰あるいは雑で、去年の
プロジェクトのスレで散々言われた「弾き飛ばし」的な要素の
強い演奏。やはりポリーニは変わってないんだなぁ、とも思う。
(でもその演奏を生で聴いていたなら大興奮したであろうことは
疑いなし)

80年代の来日の際の実演では集中力の高い演奏も多かったと
思うが最近はあまり期待できそうもなくなった。だからCDで
精緻な演奏の録音を残してくれたことには感謝してるよ。