☆マウリツィオ・ポリーニ☆
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0640窓際香具師 ◆TXHhNdQUjU
03/05/04 00:38ID:???「古典派やバロック舞曲系で、リズムをはっきり出した表現を行いたいときに、
アップダウン奏法が有効である」
という記述ですね。「弱拍のほうでアップ奏法で弾くと古典派的リズムになる」
なんて一言も書いてませんよ。アップとダウンを組み合わせることで、リズムや拍子感の
表現を行うのです。頼むから、省略せずにちゃんと読んでください。
なお、強拍・弱拍にダウンアップを組み合わせるのは、それが理屈に叶っているからです。
<強拍=ダウン>
・打鍵前に溜めが生ずる(拍子の重さの表現)
・タッチが深いので、深い音質を出しやすい(重さ)。
・ピアノの場合、音量も自然に大きくなる。(強調)
・指に重さがかかるので、自然にテヌート状態になる(重さ・強調)
・離鍵タイミングが遅くなる(重さ)
・離鍵速度も遅くなる(余韻の残り方)
<弱拍=アップ>
・上記とは逆の事象が発生。
アップダウン奏法の主目的は、曲調や演奏者の解釈にふさわしい拍子感を表現する
ことにあります。したがって、他の方法で望む拍子感を表現できるなら、特にアップ
ダウンにこだわる必要はないと思います。
アップダウン奏法は単なる表現手段ですが、ポリーニ自身が拍子感の表現を重視していない
状況下では積極的に利用する理由はありません。なので、この奏法についてあれこれ
突っ込んでくるのはやや的はずれな指摘だと思います。
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