( ´D`)ノ< >>612
        拍子感の表現方法との関連づけで上げ弓、下げ弓が出てきます。
        「強拍に下げ弓、弱拍に上げ弓を使うのが基本です」ということを
        書いてます。これはまさにダウンビート=ダウンストローク、アップ
        ビート=アップストロークの組み合わせを示す例ですね。
        拍子に関しては、ダウン・アップという二極的な書き方だけでなく、
        4拍子における各拍子の格付けや、さらには16分音符句の1つ1つを
        格付けしています。

        なお、ピアノ奏法は出てきません。古楽の本にピアノ奏法が出るわけが
        ないのですが(w。アーノンクール自身がチェロ・ガンバ奏者だったことも
        あり、弦楽器の奏法についてはかなり詳細な解説があるにもかかわらず、
        鍵盤楽器の話題は別の章でチェンバロとオルガンの構造や音色の特徴に
        ついて少し触れられている程度です。奏法に関する話題はほとんどありません。
        しかし、拍子感の表現は楽器を問わず同じことが言えます。アーノン
        クールは、バロック音楽は言語であり、言語である以上はアーティキュ
        レーションが存在する、というスタンスです。そして、楽器が変わろうと
        言語であることに違いはないから、アーティキュレーションとそれに関わ
        る拍子感の表現が必要である、というのがアーノンクールの考え方で、
        私も同様に考える次第です。

        ピアノ奏法でアップダウンをうるさく言うのは私のピアノの先生です(w。
        アーノンクールのことは知らないようです。