>>160
ピアノ協奏曲で言うと、第20番の第3楽章のコーダの話か?
そもそもこの曲が作曲された1785年には、ロココ様式の時代はとうに
終わっている罠。
ロココ様式でなくても、コーダ冒頭の主題のような軽快な曲想が出てくることは
いくらでもあるし、最後は力強く終わっているじゃないか。

160は、短調の曲というのは徹頭徹尾暗い曲想だけでできているのがよいと
思っているようだが、そんな短調の曲などどんな時代にもないぞ。もっと曲想の
移ろいをちゃんと味わってみたらどうだ。

160があのコーダは唐突だと言っているのは、恐らく誰かの解説文を鵜呑みにしての
ことだと思うが、第3楽章全体をよく聴いてみろ。コーダ冒頭の主題は、スコアで言えば
139-154小節と、302-317小節にちゃんと出てくるぞ。前者がへ長調で、後者がニ短調
だ。そしてコーダでまた同じ主題がニ長調で出てくることによって、楽章全体の
バランスの確保に寄与しているわけだ。