一年ほど前、天満敦子が車に乗り込むところを麻布十番の横町で見た。
思わずぺこりとお辞儀をしたら向こうも怪訝そうな顔をしながら会釈してくれた。
きっと「さてあの人とはどこでいつ会ったんだろう」と思いながらのことに違いない。