ギターとバイオリンの比較から、弦楽四重奏とギター四重奏の比較に
なってるけど、おもしろそうなので私見を一発。

単体楽器としての比較
1.ギターがバイオリンに勝っているところ
  ア:和音が弾ける イ:右手タッチの変化による音色変化の多彩さ
  ウ:音域の広さ エ:4本の指による複数パートの同時演奏
2.バイオリンがギターに勝っているところ
  ア:純正律への対応 イ:持続音が弾ける ウ:左手の押さえ方による
  表現の多彩さ エ:音量の大きさによる強弱のつけやすさ

これらより、バイオリンは基本的に単音旋律楽器であるがゆえの表現の多彩さ
が売り、したがって音域も異なる複数の楽器で弾くと純正律への対応から
強力な表現と奥深さが得られる。ただし、単体では限界が低い。
一方ギターは、単体で旋律・伴奏・低音部まで表現できる。ただし、旋律の
表現の薄さと平均律による和音の濁りが犠牲になる。白玉が出来ないのは
致命的。

私の結論は複数集まればギターはバイオリン族には絶対かなわない。
しかし、単体ではバイオリンはギターにかなわない。
したがって、重奏はバイオリン族にまかせて、ギターは1本での
表現の奥義をきわめてこそギターの存在意義がある。

ギターでオーケストラのまねごとをするのは言語道断!
最初にそれをやろうと思った人の神経を疑う。