チャイ5ホルンage.
コンセルトヘボウ盤、第2楽章のホルン吹き。当然、奏者の名前などクレジット
されていない。
しかし、シルヴェストリ/フィルハーモニア管(デニス・ブレイン)、
ジークフリート・クルツ/シュターツカペレ・ドレスデン(ペーター・ダム)など、
歴史を彩る名手と肩を並べ、それ以上のプレイを聴かせている。
当時のコンセルトヘボウは、なんと上質なオーケストラであったことか。

ほか、悲愴のバスクラ、ボレロのスネアドラム、1812年のオルガン、そして
コンセルトヘボウというホールの響き。
彼が在任中の50年間は、なんと素晴らしい芸術空間であったことだろう。
彼らを採用し、その芸を磨き上げ、歴史に残る録音に仕上げたのは、
まぎれもなくメンゲ自身の功績である。

歴史は彼の名前を、忘れてはならない。
また、私たちクラオタは、彼の功績を正しく認識しなくてはならない。