>>186
レイラ・ジェンチェルは、もしかしたらヴェルディよりも
ベルリーニやドニゼッティの技巧的ベルカント物が本領かもしれない。
ただ、彼女が出演した「トロヴァトーレ」の(おそらく)映画用録音のCDを
聴いたことがあるが、技巧的な要素は完璧だったが、残りの要素は
「聴き手の脳内で想像せよ」という感じで、徹底的に「無表情」を貫き通した
歌だった記憶がある。
これはかつてsonyがCBSと組んでいた頃に1度だけ日本でもCDが出たけど
レコ芸のレヴューでは高崎氏が「却下」モードだったのに対し
当時レヴューを担当していた声楽家の原田氏が絶賛していた。
声楽を専門にしている人には受けが良いのかも。
個人的には、もう少しジェンチェルの歌を聴いてみる必要がありそうだ。