馬鹿ついでに
1951年フィレンツェ五月音楽祭。エーリッヒ・クライバー指揮「シチリアの夕べの祈り」のリハーサル。

クライバーはカラスが欠席なのに気づき、不平をいいだした。朝のリハーサルに欠席したカラスに
「芸術的良心や気遣いの問題じゃなくて、簡単な礼儀の問題だ」と。

『もう結構ですわ。それなら貴方が”シチリア”をお歌いなさいまし!!!」
そしてホテルに帰ってしまった。

「マリア、もういいじゃないか。劇場へもどろう」

『マエストロが謝罪に来たら戻ることにするわ!』

「とんでもない!クライバーのような高名なマエストロが謝罪に来るなんて、期待しちゃいけないよ」

『どうして?彼のほうが私に礼儀を欠いたのよ!!だから謝罪に来るべきだわ!!』
〜〜〜〜〜〜
        ブラーヴァ!カラス!