言い忘れていました^^;)自分が見た本は、「トスカニーニ その生涯と芸術」
諸石幸生著(音楽之友社刊)のP84に記載している。
 ただこの本を見た限りは、>>304の書いているとおり熱望したのかどうかは、
書いていない。ただそのときは、トスカニーニはカラスの舞台すら見たこと
無いので、本当に熱望したのかどうかは疑問には感じる。
 以下はその本からの抜粋。

 「しかし、トスカニーニは、引退後の1954年の12月、スカラ座を訪れ、幼い時から子供の
ように可愛がっていた映画監督でオペラの演出家としても活躍していた演出家ルキーノ・ヴィ
スコンツィの演出によるスポンティーニの歌劇「ヴェスタの巫女」を見ており、この時に
カラスの舞台での姿に初めて接していた。
 
 −中略−

 しかしこの時トスカニーニが受けたオペラ歌手としてのカラスの印象は、意外に
冷たいもので、声の美しさは認めつつも、イタリア語の発音が気に入らず、トスカ
ニーニは演奏が終わるとヴィスコンツィに、カラスは素晴らしいソプラノではあるが、
とにかくイタリア語があれではオペラにはダメだと連発した。これに対しヴィスコン
ツィは、カラスがギリシァ系のアメリカ人で、まだイタリア語は勉強中だと弁護に
まわったが、トスカニーニは耳をかそうとはしなかった。」

(抜粋終わり)