フジ子・へミング
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0218名無しの笛の踊り
03/04/28 23:42ID:6636kbMOまぁ、興奮するなって。
ボクが言いたいのはさぁ、なにもフジ子さんが世界一のピアニストだとは言っていない。
フジ子さんよりも好きな演奏家は沢山いるからね。
確かにおっしゃるとおり。彼女の人気が出たのは日本人特有のブームなんだろうね。
しかしね、技術だけの味気ない演奏家がとてつもなく多いことだよ。
ポリーニ、ベルマン、ワイセンベルク、ルービンシュタイン、キーシン・・
みなさん、テクニックは世界的に見て一流。フジ子さんとは比較にならないでしょう。
でもだよ、みんな技術だけで曲を片づけてるだけなんだよ。
オレは決してピアニストをナメてなんかいない。
だけど、たとえば、ベルマンのリスト超絶技巧練習曲、スクリャービンのソナタなんかを聞くと
はじめの一小節目でもう頭がガンガンしてくるのね。
ポリーニのショパン、べートーヴェン、ルービンシュタインのシューマンなんかも、
テクニックが良すぎて漠然とした機械的な音が出されてるだけ。ワイセンベルクの
ラフマニノフ前奏曲、これも演奏が堅くてとてもじゃないけど落ち着いて聞いていられない。
肩が凝るんだよ。
そういう人たちの演奏は、共通して人間的な暖かみや躍動感、繊細なニュアンスを持った
音と音の間の緊張感なんかが微塵も感じられないんだよ。
あなたが言ってることが全てであるなら、全てのピアニストの中には同じ音楽を奏でる演奏家が
いるということになるだろ。だって、「鍵盤への指の角度から始まってフレーズの歌い回しまで、
師匠から弟子へと一子相伝の世界・・・」なんでしょ?
だけど、一人として同じ演奏をするピアニストがイナイのはなぜだい?確かに似通った演奏をする
演奏家はいるが、それは確かに二次的な技術云々というせいでしょう。
しかし、個人はそれぞれ曲に対する自分なりの解釈を持っているわけで、細部にわたって
ひとつとして同じ演奏をする人はイナイ。そこが、個人のピアノ音楽の表現力であるとか個性
と言うべき所じゃないとちがうかね。
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