153じゃあないけど・・・
聴音でもしてみよっかなー。
27番だよね?
40秒あたりから書くと・・・
えっとお、Fdurだから、まずTの和音で、絶対音で書くと「CFA〜」ってゆー感じのテーマが入って、ピアノに「AHC〜」ってきて、「HC」のときにVのX(第3音省略形)→V、でまたVのX、で突然Wのセヴンスがきて、
Zの準固有和音のナインス(付加6度)に行って、次にGdurのX→+W7→Xと動いて、Tの第1転回形で、そのままその和音にセヴンスがついて(CdurのX)、CdurのTに解決し、それにもセヴンスがつき(FdurのX)→Tてなかんじ。
ここで整理してみると、VのX(第3音省略)→V、GdurのX→T、CdurのX→T、FdurのX→Tと、根音が4度上行するのが多い。これらはドミナント進行のカデンツ。いわゆる、礼するとき頭さげてる状態から起き上がる状態へ行く時の、あの和音進行。
で、それ以外の進行は、まず、V→VのX、これはあきらかにサブドミナント進行だね。ドミナントの逆。
で、VのXからW7に突然行くんだけど、ここらへんの進行が特殊なんだろうね。いわゆる、近代以降の自由な和声。
で、W7からoZ9(付加6)へ行くんだけど、これも根音が4度上行してるんだよね。まあいわゆるtwo fiveと一緒なんだよ。複雑に見えても、やってることは単純。
そっからGdurのXにいくのは、フリギア終止になってる。転調の仕方としては、なかなか面白いよね。あれっとおもう間に転調してる。しかしこれだってドミナント進行の一種。
X→+W7→Xは、まあ偶成和音と考えていいでしょ。非和声音(ここではししゅう音)が、別の和音(ここでは+W7)のように聞こえるってこと。
こうやってみてみると、いわゆるごく普通の機能和声(ドミナント、サブドミナント、two five)のカデンツが使われている仲に、ほんのりと、たま〜に、自由な進行(近現代音楽的)が入り込んでるって感じだね。
こんな単純なこと、って思うかもしれないけど、こんな単純なことで、あんなに独特な音楽を作れるのってのは、やっぱり才能だと思うんだな。漏れは。
だって、ドビュッシーともラヴェルともマルティヌーともショスタコとも、全然違うでしょ。手法としては、すごく近いのだけども。
しかも、それでいて心地いい。
彼の、こういうすごさをわかってない奴が叩くんだよなあ。悲しいなあ。