最近手に入れて聴いたSKD物で、強烈な印象を刻まれてしまった
CD2枚を記しておきます(ともにBERLIN CLASSICS盤)。国内盤
が出たことがあったのかどうか知りませんが、仮に国内盤が出てい
たとしたらきっと大いにその演奏の是非について話題に上ったので
はないかと憶測します。
一枚はジェフリー・テイトのベト響7番、86年録音。ワグネリア
ンならきっと気に入るであろう、音の響きを最大限に伸ばした快演。
併録の序曲『献堂式』は7番以上に響きが美しい。
もう一枚はブロムシュテットのドヴォ響8番、76年録音。もっと
軽快かつ快速の演奏が個人的には好みだったが、この演奏もゆった
りとしたテンポで刻まれる、この上なく典雅で立派な演奏。ソロ演
奏が金管も弦も本当に美しく、聴き映えのする佳演(併録はシュー
ベルトのD589、旧6番)。
ともにSKDの響きの美しさを全面に押し立てた演奏で、このオケ
の素晴らしさを堪能できる。