「サードLP『Drowning in a Sea of Bliss』(1983)は、クリティカルなアイディアによるもので、
動物園や収容施設の動物の鳴き声や、精神病患者の声なんかを多く録音してサンプリングし、
大々的にテープ・コラージュした。あと、メタル・パーカッションもかなり使用している。
ここでは、エクスペリメンタルな音楽によって、実験科学がどこでどのようにして行われているかをだぶらせていたんだ。
と同時に、こうして僕たちが創り出してきたサイコティックなリズムやテクニックは、
ポピュラーなダンス・ミュージックにも活用できるということに気づいたんだ。
そして『Viral Shedding』(1983)というヒップ・ホップなスクラッチ・アルバムが生まれた。ごく簡単にね…。
ちょうどこの頃、僕たちは違う何かを必要としていた。心理的科学的、様々な意図はあったにせよ、
カット・アップやコラージュによるひたすらノイジーな指向から、その単調を破る気分転換をこの作品に求めていたんだ。」

ノクターナル・エミッションズの中心人物、ナイジェル・エアーズのインタビューより
(『銀星倶楽部6 ノイズ』(1987)に掲載)