幾多に何段にもある階段を
私は降りる事しか許されぬのか。
何段も下にある このやるせない
斜めの斜面、世界 いっそのこと
此処から垂直に 飛び降りれないのだろうか
それを夢見るほど病んでいるのだ!!
ある種の自堕落という海に 赤いワインが流れる
海に溺れ 私はこの記憶と残像がコダマする世界を
グルグルと回り落ちていった方がどれほどマシなのだろうか。
同じところに来ては 尻込みする残像に
酔いも手伝って自嘲が 私を慰めるおつまみ
嗚呼私は こういう風だというのはわかっていた。
一歩ずつ着実に降りていく現実より 
同じ落ちるなら 赤い海で麻酔した世界が
私には、この私には天国だと思う日があるのだ!!
何かが欠けているのは承知の事だ、勿論。