また常識的に考えて、楽器という道具を使いこなしている音楽家が
膝のすぐ上に付いている「機能」だけは触りもしなかった見もしなかったというのは
不自然ではないですかねぇ。
ミケランジェリはペダルを「ピアノの肺臓」だと弟子に口酸っぱく言い聞かせていたそうですが
今日の川上氏の演奏は、その言葉を反面教師として思い起こさせてくれました。

ついでに言えば、少なくともギーゼキングはモーツァルトの演奏でペダルを使っていますよ。
断言はできませんが、おそらく「ハンド・ペダル(フィンガー・ペダルのほうが正しいのかな?)」
の技法も使っていると思います。よく聴いてみてください。