>>571
> ヴィントガッセンのジークフリートで一番調子の良い録音って何でしょう?

彼のジークフリートについて、ライヴも含め全部聴いたわけではないが
気に入っているのは1953年にクレメンス・クラウスの指揮で歌った公演。
ベーム盤での歌唱が演技面に重点を置いているとするなら
クラウス盤での歌唱は声そのものを率直に響かせたもの。
ここでは相手役のヴァルナイと最後まで余裕で張り合っている。
第3幕大詰めでの彼らの歌が終わると、管弦楽は
感極まった聴衆の盛大な拍手にかき消されてしまう。
バイロイトには珍しいフライングの拍手だが、
あれだけ凄い二重唱を聴かされたら無理もない、と納得。