でもね、音楽に酔っちゃったらね、
どーでも良くなっちゃうんですよ。
演劇じゃなくって音楽なんです。
ワーグナーがどんなに高邁な蘊蓄を
語ろうと、彼の才能は美しい音楽を
書いたことに尽きると思います。
本人は詩人の至り総合芸術作家の
つもりだったのでしょうが、私にとっては
あの美しい音楽を残してなかったら、
これっぽっちも関心を持たなかったし、
むしろ嫌いな人間性ですよね、うそつきだし、
借金踏み倒すし、人をさんざ使い回して
裏切るし・・・。