Re: 新国のラ・ボエーム、キャスト変更 Prev: 784 / No: 785 [返信][削除]
投稿者:フランコ 03/04/12 Sat 16:14:17 (61.124.69.251)

ポルティーヤは新国立劇場では「蝶々夫人」のピンカートンを聴きましたが、
第一幕の愛の二重唱で、最後のハイCが支えきれず、共演した林康子さん
から同情されていました。でも声の質はそんなに悪くないし、強烈なクセも
ないので、高音に期待しなければ、全体的にはそれほど悪くはないのでは
ないかと思います。でも「冷たい手」でハイCをローランド・ヴィラゾンやアキ
レス・マッチャード、中島康晴のように磐石に決められるタイプではないでし
ょう。このアリアではおそらく半音下げるのではないでしょうか。
下げても音楽のフォルムを崩さなければ、それでよいと思います。

アレヴァロはもう複数回日本にも来ていますが、録音で聞くほどには、感銘を
与えられたことはありません。この人デビュー直後は、かなり良いベルカント
歌手になるかも、と期待した時期もありましたが、日本では、どうも楽しいこと
がオペラ以外におありのようで、ベストコンディションで歌ってくれたらまだしも、
ストイックなタイプでもないので、その点心配です。
結論として、この二人それほど差はないけれど、ベストのコンディションで臨めば、
アレヴァロ、高音に眼をつぶった上での安定性ではポルティーヤといったところ
です。
小生はマッチャードがキャンセルしたことが残念!マッチャードは上記二人より
声の質、輝きは頭一つ抜けていると思います(ただしヴィジュアル的にはあまり
アッピールしないです)。
でもそのマッチャードよりも皆さんも先日ブレゲンツ音楽祭のヴィデオをご覧に
なったと思いますが、ローランド・ヴィラゾンは更に頭一つ抜けていると思います。
ヴィラゾンは演技力も共感できるものでした。ただしどうしても彼の顔を見ていると
ゲジマユがミスタービーンに見えてしまいます。
そのヴィラゾンと並んで、いま最も観たいのがスカラ座のロドルフォ、中島康晴ですね!

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