>>963
オーケストレーションかなり違うのですが、一々挙げていくと凄くなりますので、
全体的な印象で言いますと1910年版はいかにもロシアらしい先人への繋がりを
感じさせられるホッコりした柔らかめの響きなのに対し、1947年版はいかにも
第2次大戦の後らしいメカニカルでシャープでシャキシャキした響きになっております。
1910年版は自由な発想に任されていてあまり表情記号が書き込まれていませんが、
1947年版は実に細かく書き込まれております。
リムスキーコルサコフの衣鉢を継いだバレエ=リュスの作品としては1910年版が、
複調等々現代への扉を開いた作品としては1947年版が相応しいかと。
私は柔和な顔の中に現代性を仕込んだ1910年版の方が好きです。