1楽章再現部の漸強弱、501小節のVnのオクターヴ上げなどの伝統的演出、改変は
あったものの、ベーレンライター新版に極めて忠実に従った演奏。
しかしそれが完全に指揮者の身に付いており、オケも全面的に納得して演奏していた。
極めて知的でありながら、必然性と共感に満ちた名演だったと思う。
ソリストは残念ながら今一だったが、最近のN響の第9としては出色だった。
爆演を期待する人たちには分かり難かったかも知れないけど。